本校では,4月14日(月)~18日(金)までをいじめ問題を考える週間とし,合同LHRや学校生活アンケートなどを実施します。
本日は,5・6時間目に映画『郷(ごう)~僕らのみちしるべ~』をプロデューサーの小川夏果さんをお招きし,生徒全員で鑑賞しました。
はじめに,プロデューサーの小川さんから「自分はそういったつもりではないのに,相手を傷つけてしまった経験,私にもあります。今でも引きずっていて。目に見えないものを解決することは難しいことです。けれど,一人ひとりが意識していくことでよくなっていくのではないかと思っています。監督の伊地知がこの脚本を書き始めたのは17歳の頃。高校生の時に感じていた悩みや葛藤,挫折の実体験を描いています。頭で考えるよりも心で感じてもらえるような時間にしてほしいと思います。」と挨拶がありました。
▼プロデューサー小川夏果さん
また,映画鑑賞後には「一人ひとり感じ方,捉え方が違う作品になったと思います。映画では,朝日,夕日の表現にこだわりました。一瞬で過ぎ去るこの時間がとても尊く,今生きている皆さんのこの一瞬一瞬の尊さに例えているんです。これから歩む人生の中で様々な困難がつきまとうかもしれませんが,一日一日を大切にして生きていってほしいと思います。」と生徒へメッセージを贈りました。
本日は,お忙しい中お越しいただきありがとうございました。オール鹿児島で制作,同じ高校生がエキストラで参加した映画であるということで,生徒もそれぞれの視点で捉え,考える貴重な時間になったと思います。